S&P500連動のおすすめ投資信託

積立NISA

結論から言いますと、下記のようにするのがおすすめです。

  • 楽天証券で証券口座を開設 → 楽天VTIに投資
  • 住信SBI証券で証券口座を開設 → eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に投資


その理由を解説しましたので、ぜひ最後まで見ていっていただければと思います。


期待利回りについて

過去の統計データより、20年間株を保有し続けた場合、最低でも年利7.7%~です。つまり、毎年7.7%ずつ資産が増えていきます。

年利とは、1年あたりの利率(金利)を意味します。例えば、年利15%で100万円投資した場合、1年後に115万円になります。



日経平均の株を持ち続けた場合(日本に投資した場合)

  • 過去5年間の年利 – 13.5%
  • 過去10年間の年利 – 1.6%
  • 過去20年間の年利 – 0.8%



S&P500の株を持ち続けた場合(アメリカに投資した場合)

  • 過去5年間の年利 – 11.5%
  • 過去10年間の年利 – 7%
  • 過去20年間の年利 – 8%
  • 過去50年間の年利 – 9.7%



日本人が株を嫌いになるのは、日本株へ投資してるから

一概には言えないと思いますが、日本の株を保有し続けても資産はなかなか増やせません。中上級者向けの投資先となっています。

そして多くの日本人投資家が、日本株への投資を行っており、その結果資産を増やすことができずに株を嫌いになってしまいます。

アメリカ株に投資している人の割合は、実は投資家全体の4%程だそうです。(100人いたら4人しかアメリカに投資していない)


投資の神様ウォーレン・バフェットの名言

ゆっくりとお金持ちになるのはかなり簡単です

逆に言えば、短期でお金持ちになるのは難しいです。

例として、毎月3.3万円ずつ年利6%で20年間積立投資を行った場合、1524万円の資産形成ができます。(うち積立額792万円)

これは、積立額792万円のおよそ倍の利益が得られたことになります。


S&P500はどこで買えるの?

実はS&P500は直接買うことはできません。

S&P500とはただの指数なのです。

スーパーの今日の野菜の平均価格みたいなものです。

この指数を算出してる会社があるだけです。そしてこの指数は、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスという会社が算出しています。

ではS&P500とは一体何なのかというと、アメリカで選ばれた500社株の平均価格になります。


500社の平均価格で買おうとすると…

アメリカ500社の平均価格で買おうとした場合、当然500社全部に投資していく必要があります。

そして投資には「最低~万円必要」のような条件があるため、一定額以上の入金力を要求されます。

1社1万円の投資だとしても、最低500万円かかりますよね。

指数に連動することを目的とした商品が売られている

500社全部に個人で投資していくとどうしても高額な入金力を求められます。この問題を解決してくれるのが、投資信託です。

投資信託とは、株式の詰め合わせパックのようなものです。

たくさんの人が投資信託(投資のプロ)へ投資するため、お金がたくさん集まります。

そのため、投資家たちは小口(少額)で実質500社への投資が可能になるという訳です。

指数に連動した投資信託はどこで買えるの?

楽天証券、もしくは住信SBI証券で買うことが出来ます。

もちろん他にも証券会社はいくつかありますが、上記2社は購入手数料等が安いことからおすすめです。


口座開設時

口座種別特定口座源泉有りで開設します。

特定口座源泉有りで証券口座を開設すると、確定申告が不要になります。

税金の計算を勝手にしてくれるんですね。

積立NISA口座も合わせて開設しておきます。

積立NISAで投資信託を始めるので、メインはこちらになりますね。

積立投資枠で年間120万円まで買うことができます。(成長投資枠なら年間240万円まで)

そして何といっても、利益に対しての課税0です。

積立NISA口座では、基本的に税金が関わってきません。


どの商品を買えばいい?

S&P500に連動してる投資信託がおすすめです。

種類がいくつかあります。

  • 楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • iFree S&P500


上記3つは内容がほぼ一緒なので、どれを買っても問題ありません。

楽天VTIに関しては、厳密に言うとS&P500連動ではないのですが、S&P500に小型株を追加したもののため、ほぼ一緒の内容となっています。


他の投資信託と何が違うの?

S&P500に連動する投資信託は他の投資信託といったい何が違うのでしょうか?

まず、信託報酬(手数料)が安いです。

  • 楽天VTI – 0.17%
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) – 0.16%
  • iFree S&P500インデックス – 0.225%


他の投資信託だと購入時3%、毎年2%の手数料がかかったりします。


投資先が良い

例えば楽天VTIの組入上位銘柄は下記のようになっています。

組入上位銘柄とは、投資信託(商品)の中身(銘柄)のうち、組入比率の高い銘柄のことを指します。

  • アップル 3%
  • マイクロソフト 3%
  • アマゾン 2.4%
  • ジョンソンエンドジョンソン 1.4%
  • エクソンモービル 1.2%


分かりやすい商品内容ですよね。

いい商品というものはシンプルで分かりやすいものだそうです。

複雑な商品に投資しなくてもいいことが分かります。


その他のおすすめ

米国一か所への投資は怖い方向けの投資先を紹介します。

その場合世界中に投資すれば良いです。

世界の企業を全部買うんです。


世界中に投資

世界中に投資する場合、下記のような投資先があります。

  • SBIインデックス 全世界株式インデックス・ファンド
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
  • eMAXIS Slim 全世界株式


ちなみにですが、現在はアメリカ集中の方が利回りは良いです。


まとめ

  • 日本株よりもアメリカ株の方が期待利回りが良く、安定している
  • S&P500とは”商品”ではなくただの”指数”
  • 指数に連動した投資信託は楽天証券か住信SBI証券で買える
  • S&P500に連動してる投資信託がおすすめ
  • S&P500連動の投資信託は信託報酬(手数料)が安い
  • 米国一か所集中が怖い方は世界中へ投資する


以上です!

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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